出雲駅伝にアイビーリーグ選抜、日本記録上回るハーバード大のブランクスも
出雲駅伝にアイビーリーグ選抜、日本記録上回る選手も

大学三大駅伝の初戦「出雲駅伝」(出雲全日本大学選抜駅伝)が12日午前9時10分から、島根県出雲市内のコースで行われる。日本全国の強豪チームに交じって、アメリカの名門大学のOBや大学院生らで編成する「アイビーリーグ選抜」も出場する。昨年は過去最高の4位となり、今年も上位進出が期待される。

アイビーリーグ選抜とは

アイビーリーグとはアメリカ北東部の名門私立大学8校の総称で、ハーバード大、エール大、プリンストン大、コロンビア大、コーネル大、ペンシルベニア大、ダートマス大、ブラウン大からなる。今年で38回目を数える出雲駅伝には1998年の第10回大会から招待され、新型コロナウイルスの影響などで不参加となった数年間を除き、毎年のように参加してきた。大会参戦当初は苦戦を強いられることもあったが、十数年前からは中位で堅実にたすきをつなげるようになり、今年が26回目の出場となる。

注目のハーバード大・ブランクス

学業にも秀でた選手たちの中で特に注目されるのが、ハーバード大のグラハム・ブランクス(24)で、9日に発表された区間エントリー(暫定)では補欠に回った。自己ベストは5000メートルが12分47秒98、1万メートルが26分57秒30。現在の日本記録は5000メートルが大迫傑の13分8秒40、1万メートルが鈴木芽吹の27分5秒92となっており、ブランクスのタイムはそれを上回る。

文武両道のスピードランナーはすでにアメリカ代表として国際大会でも活躍しており、2024年のパリオリンピックでは5000メートル決勝で9位、昨年9月の東京世界陸上では1万メートル決勝で11位に入った。ブランクスは昨年の出雲駅伝は3区(8・5キロ)で区間4位の23分59秒。大会公式ページのコメントで「世界トップクラスのタイムを出せる能力と、レースにおける直感力を武器に出雲路を駆け抜ける」と抱負を述べている。