W杯決勝後の乱闘でアルゼンチンに処分、パレデスは代表戦10試合出場停止
W杯決勝後の乱闘でアルゼンチン処分、パレデス10試合停止

国際サッカー連盟(FIFA)は21日、W杯北中米大会決勝のスペイン戦後にアルゼンチンの選手が起こした乱闘騒ぎを巡り、複数の選手や関係者に対して出場停止や罰金の処分を科した。

パレデスに最も重い処分

最も重い処分となったレアンドロ・パレデスには、代表戦10試合の出場停止と罰金9万ドル(約143万円)が科された。パレデスは7月19日に行われた一戦で0-1と敗れた後、エリック・ガルシアの首をつかみ、ビブスを引っ張ったままガビを押し倒すなど、ピッチ上の混乱をエスカレートさせた。

さらにナウエル・モリーナには出場停止7試合と罰金9万ドル、ティアゴ・アルマダには出場停止1試合と罰金3万ドル(約475万円)が科され、コーチのロベルト・アジャラ氏にも3試合のベンチ入り禁止と罰金3万ドルが言い渡された。

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ホームゲームの収容制限も

またアルゼンチン代表は、代表戦の次回ホームゲーム2試合でスタジアムの収容人員を50%に制限する処分を受けた。1試合については執行猶予がついている。

さらに、アルゼンチンサッカー協会(AFA)に対しては、スポーツ以外の抗議活動、チームの不適切な行為、サポーターによる差別的なコールやジェスチャーに関するFIFAの規律違反により、32万1000ドル(約5000万円)の罰金が科された。

準決勝後の横断幕も問題に

アルゼンチンの選手はイングランドに勝利した準決勝の後、「フォークランド諸島はアルゼンチンのもの」とスペイン語で記された横断幕を掲げていた。

フォークランド紛争は、1982年にアルゼンチン軍が南大西洋の英領諸島に侵攻したことで始まり、74日間にわたる戦闘で両国合わせて900人以上の兵士らが死亡した。

AFAは今回の処分を不服として提訴する方針を示しており、声明で「異議申し立てのために審査の根拠となる書面をFIFAに要求する」とコメントしている。

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