アジア大会、大橋信の世界新や卓球男子の金など日本選手の快挙を称える
アジア大会、大橋信の世界新や卓球男子の金など快挙を称賛

愛知・名古屋アジア大会は24日、競泳男子200メートル平泳ぎで17歳の大橋信が世界新記録で優勝し、卓球男子団体で日本が中国を破って60年ぶりに金メダルを獲得するなど、日本選手の快挙が相次いだ。国際総合競技大会の価値は参加選手の記録や開催国の活躍に左右されるが、この日は大会のハイライトとなった。

大橋信、世界新記録で初の2分4秒台

大橋の世界新記録は2分4秒83で、従来の記録を0秒65短縮し、初の2分4秒台に突入した。大会の100メートル平泳ぎでも同着の金メダルを獲得している。

同じ200メートル平泳ぎでは北島康介が2002年釜山アジア大会で世界記録をマークし、その後アテネ、北京両五輪で100、200メートルの2種目で連覇を果たした。大橋も同じ道を歩むことが期待される。北島は178センチだったが、大橋は169センチとさらに小柄で、リーチ差がタイムに直結する競泳では不利とされるが、高速回転のピッチ数で圧倒した。

伸び盛りの17歳は「引退までに2秒台、1秒台とタイムを上げたい」と目標を掲げており、2年後のロサンゼルス五輪を含む将来が楽しみだ。

卓球男子、60年ぶり金メダル

卓球男子団体決勝では、日本が最強の中国を逆転で下し、60年ぶりの金メダルを獲得した。決勝で2勝を挙げた張本智和は23歳、第5戦で金メダルを決めた松島輝空は19歳で、若い力での悲願達成となった。

女子は決勝で中国に敗れたが、次世代選手が育っており、近い将来男子に続く可能性がある。

他競技でも快挙、中継の課題も

競泳では男子400メートル個人メドレーの小島夢貴(17歳)、女子200メートル平泳ぎの加藤心冨(20歳)、男子100メートルバタフライの光永翔音(21歳)など若手が活躍。体操女子では一時引退していた杉原愛子が個人総合で日本女子初の優勝を果たした。

一方で、体操女子やフェンシングの金メダル量産などは地上波で中継されず、広く視聴者と快挙を共有できなかった点が残念とされる。