ソフトバンクは7日、西武に5―2で快勝した。七回に代打・柳町達也の2点三塁打で勝ち越し、八回に山本祐大の2点三塁打で突き放した。先発の松本晴は5連勝を飾り、西武は救援陣が崩れて3連敗となった。
空振りの少なさが持ち味
小久保監督が山本祐を評価する要素の一つが「空振りが少ない」ことだ。山本祐自身も「僕の生きる道」と語る。7月下旬に左手有鉤骨の疲労骨折から一軍復帰して以降、そのしぶとさが光っている。
この日は四回、今季4敗の難敵・高橋光成から強打で先制点をもぎ取った。二死二塁で打席に入ると、変化球を立て続けに空振りしたが、「何とか食らいついていこう」と切り替え、高めの変化球を引っ張って左翼線への適時二塁打とした。八回には二死一、三塁で3番手の佐藤隼輔のチェンジアップを中堅にはじき返し、2点をかえした。
移籍後も好調を維持
5月中旬にトレードで加入して間もなく、けがで戦列を離れた。しかし、1か月半の離脱期間に、同じけがをした知り合いに話を聞いたり、一軍の試合をくまなくチェックしてイメージトレーニングをしたりと、復帰後に備えてきた。
移籍後の打率は3割1分9厘と好調だ。一方で「(自分は)力があるわけじゃない」と状況に応じた献身的なチームバッティングも着実にこなしている。長谷川打撃兼スキルコーチは「クリーンアップの後ろにいてほしい」と信頼を寄せる。ひたむきな姿勢で結果につなげる27歳は、新天地でも確固たる地位を築きつつある。



