元プロ野球選手のG.G.佐藤氏が5日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画に出演し、2008年の北京オリンピックでの落球後に藤川球児氏からかけられた言葉を明かした。
落球の記憶「グラブの土手です」
北京オリンピックの準決勝・韓国戦と3位決定戦・アメリカ戦で、失点につながる落球を連発したG.G.佐藤氏。落球の場面を「グラブに収まってるんですか?」と問われ、「(グラブの)土手です」と即答した。
「なぜ捕れなかったのかわかんないです、本当に。いつも通り出してるのに捕れないんですよ。プレッシャーはもちろんありましたけど、初めてのジャパンだったので」と当時を振り返り、「あの日の試合展開はまったく覚えてないです。その日のこと、記憶が全部消えちゃってて。落としたことしか覚えてないです」と告白した。
「準備不足は大切な人の思いを裏切る」
準決勝でエラーをした翌日、銅メダルを懸けたアメリカ戦について、「星野監督が2個エラーした人間を使うわけがないと思って、何の準備もせず休んだ」ところ、出場機会が訪れ、「で、準備不足でエラーしたんですけど」と回顧した。
藤川氏からは準決勝敗退後、「明日、星野監督は絶対使うから準備したほうがいいよ、絶対使うからね」と言われていたというが、「まったく覚えてないです。もう完全に耳閉じちゃって、殻に閉じこもってるから」と精神状態を語った。
引退後に藤川氏と当時の出来事を振り返る機会があり、「『俺、言ったんだよ、あの時』って。『えー、もっとちゃんと言ってよ』って言ったら、『ちゃんと言ったんだよ』って(言われた)」と苦笑交じりに回想。最後に「準備不足は大切な人の思いを裏切ることになるっていうのは、いつも言ってるんです」と自戒を込めて語った。
『ダグアウト!!!』(BS10 毎週月曜21:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関する質問にゲストが答えるコーナー「教えて! 野Q塾」などが企画されている。



