ドジャースの山本由伸投手が19日、ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に先発し、8対2の勝利でレギュラーシーズン初完投となる今季10勝目(6敗)を挙げた。山本は9回を投げ、被安打6、奪三振5、与四球0、自責点2の内容。1番指名打者で出場した大谷翔平は2安打2打点をマークした。第2試合では大谷が1番DHで1安打を放ったが、チームは1対2で敗れた。
山本、力みなく無四球完投
山本は三回まで無安打に抑える好スタート。四回にソロ本塁打を浴び、八回には不運な安打から1失点したが、攻略される気配はなく、左打者の内角をつくカットボールや低めのスプリットを効果的に使い、無四球で完投勝利を収めた。山本は「ダブルヘッダーのことは考えず、いつも通りの気持ちで投げた。無駄な力みなく投げていけた」と振り返った。
ロバーツ監督「本当に大仕事」
ロバーツ監督は山本の投球を「本当に大仕事。ブルペンを動員せずに済んだのは大きい」と絶賛。ダブルヘッダー第2戦のためにブルペン陣を温存したいチームの思惑に応える形となった。試合前には、左膝に違和感を抱える大谷が次回登板を回避すると発表されるなど、先発陣はスネルやグラスノーも離脱する苦しい台所事情の中、山本は2季連続の2桁勝利を達成し、エースの役割を果たしている。
他の日本人選手の活躍
この日は他の日本人選手も活躍。ツインズ戦に先発したカブスの今永昇太は7回無失点で6勝目(8敗)を挙げ、同僚の鈴木誠也は1安打2四球で10対1の勝利に貢献。パドレスの松井裕樹はロイヤルズ戦に2番手で登板し、2回無失点で今季初勝利を記録。ホワイトソックスとブルージェイズの対戦では村上宗隆と岡本和真がそれぞれ出場したが、ともに無安打に終わった。



