安田学園が城東に競り勝ち3-2 全国高校野球東東京大会
安田学園が城東に競り勝ち3-2 東東京大会

安田学園、城東に3-2で競り勝つ

第108回全国高校野球選手権大会の東・西東京大会は16日、神宮球場などで3、4回戦計16試合が行われた。東大会では、第4シードの安田学園が城東に3-2で競り勝った。第1シードの関東一は芝に10-0で五回コールド勝ちした。17日は東・西東京大会の3、4回戦計9試合が予定されている。

関東一の石井、初先発で無失点好投

昨夏覇者の関東一は、今大会初めて先発を任されたエース・石井翔投手(3年)が狙い通りの投球で5回無失点と好投した。初回一死で連打を浴び、一死一、二塁の場面を作られるも「走者を出すのは想定内。ゲッツー(併殺打)を取ろう」と切り替えた。4番打者への2球目、チェンジアップを外角に投げ込み、ゴロを打たせて併殺で切り抜けた。二回以降は相手打線を1安打に抑えた。この日は五回コールド勝ちで、試合時間はわずか1時間3分。投球数は47球だった。米沢貴光監督は「初回をしっかり0に抑えたところが、今日のピッチングにつながった」と評価。石井投手は「良い投球で守備の時間を短くし、攻撃につなげることを意識したい」と意気込んだ。

高輪の半羽、必死のヘッドスライディングで出塁

高輪は、先発投手兼指名打者で出場した半羽真大選手(2年)が「ほぼ人生初」というヘッドスライディングで応援席を沸かせた。10点差をつけられ、1点取れなければコールド負けとなる五回、半羽選手が先頭打者として打席に立った。3年生の先輩が次打者席で準備している姿が見えた。「何が何でも塁に出て、いい形で先輩につなぎたい」。ファウルで粘って8球目、「打ち損じた」という打球はマウンド手前で大きく跳ねた。捕球した相手選手が送球する間、「いつの間にか体が出ていた」と一塁に飛び込んだ。判定はセーフ。望みをつないだ。その後は打線が続かず、試合は五回コールド負けだったが「諦めないで走ったかいがあった」とすがすがしかった。

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