夏の甲子園、熱中症疑いが半減 2部制と意識向上が奏功
夏の甲子園、熱中症疑いが半減 2部制と意識向上

第108回全国高校野球選手権大会の大会本部は、朝夕に試合を分ける「2部制」の時間帯で行われた第10日(14日)までについて、熱中症が疑われるケースの発生状況を発表した。選手は33試合で9件となり、天候の違いなどはあるものの、昨年の第10日終了時点(32試合)の19件から半減した。

2部制の拡大と試合時間の変更

2部制は酷暑対策として2024年から導入された。昨年は6日間19試合の予定(雨天の影響で15試合で実施)だったが、今年は2回戦終了までの10日間33試合に拡大。2部制の実施期間中に全出場校が一度は試合を行う形になった。

また、気温が上昇していき、過去3大会で熱中症疑いの発生が最多だった午前10時半~午後1時頃を避けるため、試合時間も変更。昨年は午前に8時、10時半開始の2試合と、午後4時以降に2試合だったが、今年は午前を8時開始の1試合のみとし、午後1時半から3試合続けて行われた。

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時間帯別の発生件数と観客動向

今年の9件の開始時間ごとの内訳は、午前8時の第1試合が6件で最多。午後1時半の第2試合が2件で、最後の第4試合も1件あった。10日間の観客の熱中症疑いは82件で、前回大会同時期の86件を下回った。

志方浩文・大会本部委員長は「2部制の効果に加え、選手やチームの意識の高まりが、件数の減少につながっている」と語った。

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