第108回全国高校野球選手権鳥取大会(県高野連など主催)は16日、鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で2回戦2試合が行われた。春の県大会優勝の境が鳥取西を完封する好発進を見せ、一方、春準優勝で山陰大会を制した岩美は米子工に敗れる波乱があった。
境、松田の先制アーチと松原の完封で快勝
境は五回、先頭の松田が左翼へソロ本塁打を放ち先制。六回には松田の中前打に相手失策が絡み、2点を追加した。投げては松原が相手打線を2安打に抑え、完封を果たした。鳥取西は主戦鈴木が9回を3失点で投げ切ったが、打線が援護できなかった。
鳥取西・鈴木投手、終盤立て直すも涙
鳥取西の「背番号1」鈴木は投打の柱。初戦は指名打者で先発出場し、春の県大会優勝校との大一番では「抑えることに集中する」と投手専従でマウンドに上がった。四回まで相手打線を0点に抑えたが、五回に先頭打者に先制本塁打を浴び、六回には自身のエラーも絡んで2点を失った。七回以降は立ち直り、八回先頭の指名打者清水の所で代打に立った。「追う展開では打線に組み入れる」と山本尚徳監督に送り出されたが、三振に倒れた。先発投手としては中盤の2回以外は無失点と試合を引き締めたが、打では結果を出せず、「自分のミスでとられた点を1点でも多く返したかった。期待に応えられず、ふがいない」と涙を見せていた。
米子工、好機を逃さず岩美を撃破
米子工は二回、久古の2点適時二塁打で同点。三回、相手の失策で勝ち越すと、六回には宮崎の適時打で2点を追加し、突き放した。先発石金は三回以降、得点を許さず、完投した。岩美は二回、小谷の適時打と相宅のスクイズで2点を先取するも、その後は打線がつながらなかった。
17日は2回戦2試合が同球場で行われる。



