第108回全国高校野球選手権京都大会の準々決勝が22日、わかさスタジアム京都で行われ、龍谷大平安は鳥羽に10-7で敗れた。立命館宇治は福知山成美を9-4で下し、4強入りを決めた。
鳥羽が打撃戦を制す
鳥羽は16安打を集め、相手投手陣を攻略。三回に重久、岩内の連続適時打で1点差に迫ると、五回には打者11人の攻撃で一気に5点を挙げ逆転。八回には暴投や守備の乱れを突いて3点を加え、勝ち越した。
龍谷大平安は初回に松本の犠飛で先制し、小刻みに加点したが、投手陣が鳥羽打線を抑えきれず力尽きた。
西岡主将「日本一長い夏にしたかった」
3点を追う九回、一死で迎えた打席で龍谷大平安の西岡賢伸主将(3年)は「チャンスは来る。やったろう」と初球から積極的に打ちにいったが、一飛に倒れた。打球を見上げると一塁への足は止まり、悔し涙があふれた。
捕手として、タイプの異なる複数の投手をリードして勝ち上がってきたが、八回の守備で投手の暴投が重なり勝ち越しを許し、「その場しのぎの配球をしてしまった」と悔やんだ。チーム最多の3安打の活躍を見せたが、「自分がチームを勝たせて日本一長い夏にしたかった」と主将としての責任感をにじませた。
今後については「大学では1年からスタメン入りして全国の舞台を目指したい」と語り、涙でぬれた目には闘志が宿っていた。
立命館宇治、最終回に集中打
立命館宇治は初回、東、保田の連続適時打で3点を先取し、四回にも1点を加えた。同点で迎えた九回、東や代打・宮本による適時打など5連打で5点を奪い、突き放した。
福知山成美は初回、相手投手の暴投などに絡めて逆転したが、その後は打線がつながらなかった。
23日も同球場で準々決勝2試合が予定されている。



