兄の分まで甲子園へ、日南学園・田中皐晴が投打で大活躍し8年ぶり夏の出場
兄の分まで甲子園へ、日南学園・田中皐晴が投打で大活躍

第108回全国高校野球選手権宮崎大会は20日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎(宮崎市)で決勝が行われ、日南学園が小林西を11-0の七回コールドで破り、2018年以来8年ぶり10度目となる夏の甲子園出場を決めた。昨年大会で準優勝に終わった悔しさを知る選手たちは、大舞台への切符を手に喜びを爆発させた。

田中皐晴、決勝でも投打で躍動

日南学園の3年生、田中皐晴選手は決勝でも投打で存在感を示した。1番右翼で先発出場し、3安打1打点。九回にはリリーフ登板し、無安打に抑えて試合を締めくくった。全5試合で10安打6打点を挙げ、投手としても決勝以外の4試合で先発。準決勝では7回を無失点に抑えるなど、大車輪の活躍だった。しかし本人は「まだ物足りなさがある」と控えめに語った。

兄の背中を追って日南学園へ

田中選手は小学1年で野球を始めた。先に野球を始めた兄の天晴さん(22)は日南学園の元外野手。4年前、最後の夏だった大会で兄が3回戦で敗れる姿をスタンドで見た田中選手は、「兄の分まで甲子園に行く」と日南学園への進学を決意した。兄の夢の続きを自らの手でかなえた田中選手。兄は「夢の続きを見せてくれてありがとう」と弟の活躍をたたえた。

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8年ぶりの甲子園、チームの結束

日南学園は昨年、あと一歩で甲子園を逃した悔しさをバネに、今大会は圧倒的な強さを見せた。決勝では11点を奪い、投手陣も小林西打線を零封。チーム一丸となってつかんだ甲子園出場は、多くのファンに感動を与えた。田中選手の投打にわたる活躍は、チームの象徴的な存在となっている。

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