第108回全国高校野球選手権大会の東東京大会は23日、神宮球場で準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。目黒日大は延長十回タイブレイクの末にサヨナラで東亜学園を下し、帝京は郁文館に競り勝った。目黒日大は初、帝京は2年ぶりの4強進出。24日は、同球場で西大会の準決勝2試合が予定されている。
東亜学園-目黒日大 延長タイブレイク10回、捕逸の間に目黒日大・宇田川が生還し、サヨナラ勝ち(23日、神宮球場で)=宇野美咲撮影
大舞台で先制弾 目黒日大・原田
目黒日大は、本塁打を放った捕手の原田理玖選手(3年)の攻守にわたる活躍で逆転勝ちした。
二回の先頭打者として打席に入ると、5球目に来た得意の内角直球を左翼席にはじき返した。公式戦初本塁打は貴重な先制点に。初めての8強としての大舞台にも緊張した様子は見せず、原田選手は「とにかく好機を作ろうと打席に立った。体が反応した」と笑顔で話した。
守っては、強いスイングで甘い球を見逃さない東亜学園打線に痛打されないように、投手陣には低めの球を投げるように徹底させた。5盗塁を許したものの、同点で迎えた九回一死一塁の場面では三振を奪った後に、盗塁を刺して併殺を奪い、主導権を渡さなかった。
次戦は夏大会で2連覇中の関東一と対戦する。原田選手は「挑戦する立場なので、積極的な姿勢で臨みたい」と意気込んだ。



