第108回全国高校野球選手権岡山大会(県高野連など主催)は23日、マスカットスタジアム(倉敷市)で準々決勝の残り2試合が行われ、関西が倉敷工に、倉敷商が岡山東商にいずれもコールド勝ちし、4強が出そろった。準決勝の2試合は25日、同スタジアムで予定されている。
関西、投打に圧倒
関西は礪山のランニング本塁打など15安打を浴びせ、打線の中でも勝負強さが光ったのは2年生の3番吉田。全て中前へ運んだ3安打のうち、2本は先制とコールド勝ちを決める適時打だった。序盤から大量援護を受けた先発永渕も、4安打1失点で7回を投げきった。
「走者をかえす自分の仕事ができてよかった」と吉田は充実感を漂わせ「打ち勝つのが、自分たちの野球。必ず3年生を甲子園に連れて行く」と頂点を見据えた。
倉敷工は一回の先制機を逃して波に乗れず、安本の適時打で1点を返すのが精いっぱいだった。
倉敷商、序盤から主導権
倉敷商は序盤から打線がつながり、一回に利川や川崎の適時打で3点を先行して主導権をつかむと、その後も利川の本塁打などで着々と加点。圧巻は七回で、原田の走者一掃の三塁打など5長短打を集め、打者一巡の猛攻で5点を加え、一気に試合を決めた。
1年生ながら2安打を放ち、名門の層の厚さを示した川崎は「点差を広げる安打を打ててうれしい」。計13安打の快勝にも利川は気を緩めず、「守備で流れを作って攻撃につなげたい」と次戦を見据えた。岡山東商は五回まで1安打に抑えられるなど打線が沈黙。六回に古川の三塁打を足がかりに1点を返すにとどまった。



