開星撃破の平田・藤井颯馬投手、磨いた変化球で快投 第108回島根大会
開星撃破の平田・藤井颯馬投手、磨いた変化球で快投

第108回全国高校野球選手権島根大会(県高野連など主催)は18日、出雲市の県立浜山公園野球場と松江市営野球場で3回戦4試合が行われた。石見智翠館、開星、立正大淞南、島根中央の各シード校が準々決勝に進出した。

平田・藤井颯馬投手、開星を相手に好投

昨夏の王者・開星を5回1失点に抑える快投を見せた平田の藤井颯馬投手。「相手が誰であっても自分の投球をするだけ」との思いで右腕を振り抜いた。

一人で121球を投げ抜いた初戦後、日高圭監督から「開星のような強豪には緩い変化球が効果的だ」とアドバイスを受けた。110キロ台の横に変化するボールを生かすため、トレーニングで下半身を強化して制球力を高め、この日に備えた。

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打線も奮起、一時リードも逆転負け

磨き抜いた変化球を駆使し、強力打線に立ち向かうエースの姿に打線が奮起。五回終了時点で1点をリードした。「開星に勝てるかも」とベンチのムードは最高に盛り上がった。

だが、初戦の疲労と酷暑で体力が限界を迎えた。一人で投げ切りたい気持ちもあったが、六回から仲間にマウンドを託した。ベンチでは「お前ならできるぞ」と仲間を鼓舞し、その後、逆転されても最後まであきらめなかった。

充実感と後輩への期待

試合後、涙はなかった。「3年間で一番よい投球ができた」との充実感があったからだ。日高監督は「持ち味を発揮してよく投げてくれた」とたたえた。

強豪相手に堂々と渡り合った藤井投手は「後輩が自分たちの代を超えてくれる」と信じている。

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