高校野球岐阜大会準々決勝 中京と関商工が4強進出
高校野球岐阜大会準々決勝 中京と関商工が4強

第108回全国高校野球選手権岐阜大会は23日、準々決勝2試合が岐阜市のぎふしん長良川球場で行われ、4強が出そろった。中京は六~八回に7点を挙げて逆転勝ちし、関商工は終盤の大量得点で八回コールド勝ちした。24日の2次抽選で、26日に同球場で行われる準決勝の対戦カードが決まる。

中京・大橋が反撃の本塁打

2点差を追いかける六回、チームが重苦しい雰囲気に包まれる中、中京の大橋勇太選手(2年)は「雰囲気を変えてやる」と打席に入った。低めの変化球をすくい上げると、ボールは放物線を描いて左翼スタンドに飛び込んだ。反撃の一打にチームも盛り上がり、この回に同点に追いつくと、七回に勝ち越し、八回に追加点を挙げ、試合を決めた。

先発出場した初戦は無安打に終わり、2回戦で先発メンバーから外れた。調子を上げるため、スムーズにバットを出せるようにティー打撃でフォームを修正。先発復帰した3回戦では2安打3打点と復調して迎えた準々決勝だった。

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本塁打の後、七回には安打を放って好機を拡大し、八回に右犠飛で追加点を挙げた。2安打2打点の活躍をみせ、チームの勝利に貢献した。「自分が目立って盛り上げる」。2019年以来の夏の甲子園出場に向け、チームをもり立てる。

関商工が8回コールド勝利

ノーシードの関商工が序盤から試合を有利に進め、シード校の多治見工を八回コールドで下し、4強進出を決めた。

関商工は初回、内野ゴロの間に先制点を挙げ、三、五回にも1点ずつを加点した。六回に1点差まで迫られたが、八回に打者一巡の猛攻で一挙6点を奪った。

多治見工は、毎回のように走者を背負いながらも投手陣を中心に踏ん張り、七回まで3失点に抑えた。六回に相手のミスに乗じ2点を挙げて1点差まで迫ったが、八回に突き放された。

多治見工・佐伯捕手 打撃で好機演出

多治見工の佐伯駿捕手(3年)は苦しい試合展開となったが、先発の武知然投手(同)をはじめ、継投のたびにマウンドの投手に「自分が受け止める。できる全力をぶつけてこい」と背中を押した。

打撃でも、2点を追う四回一死でフルカウントから左翼に二塁打を放って好機を演出し、六回にも好機を広げる四球を選んでチームの得点に絡んだ。甲子園には届かなかったが「長良川球場に来られて良かった」と充実感をにじませた。

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