夏の高校野球滋賀大会2回戦が11日、マイネットスタジアム皇子山で行われ、立命館守山の2年生右投手・吉見が先発で今大会初登板を果たした。スタンドでは元中日ドラゴンズの投手として活躍した父・一起さんが声援を送る中、吉見は父譲りのフォームから緩急を駆使した投球を披露。三回までは3人ずつで片付ける完璧な立ち上がりを見せたが、四回に5安打を集中され3失点。この回限りで降板した。
父も驚く投球内容、しかし四回に乱れる
吉見は初回から落ち着いたマウンドさばきを見せ、最速140キロ前後の直球に加え、カーブやチェンジアップを交えて打者を翻弄。三回まで被安打1、無失点と上々の滑り出しだった。しかし四回、相手打線が捉え始め、連打で失点。結局4回を投げて被安打6、3失点(自責点3)でマウンドを降りた。
チームはその後、四回以降無失点の継投で粘り、最終回にサヨナラ勝ちを収めて3回戦進出を決めた。試合後、父の一緒さんは「自分が投げているほうがいいですね」と苦笑い。それでも「息子の投球は成長している。間合いや制球力をもっと磨けば、もっと良くなる」と期待を込めた。
父の背中を追いかけて
吉見は「父に少しでも近づけたらいい投手になれる。間合いや制球力を身につけたい」と飛躍を誓った。父・一起さんは中日ドラゴンズで2007年から2015年までプレーし、通算32勝を挙げた技巧派左腕。息子は右投げながら、父の投球術を研究し、緩急や制球力を武器にしている。
立命館守山は3回戦でも好投手を擁する強豪との対戦が予想される。吉見の次回登板に注目が集まる。



