第108回全国高校野球選手権大会で優勝した智弁和歌山の選手たちは23日、深紅の優勝旗を持ち帰って和歌山市内の同校舎に戻った。健闘をたたえるため、生徒や保護者ら総勢約200人が出迎えた。
約200人が出迎え、花道を行進
智弁和歌山は、敦賀気比(福井)や仙台育英(宮城)、甲子園史上最速の156キロを投げた織田翔希投手を擁する横浜(神奈川)などの強豪校を破り、22日の決勝で健大高崎(群馬)を4―3で下し、5年ぶり4度目の優勝を決めた。
この日午前11時頃、「魔曲」として知られる「ジョックロック」などの応援曲が流れ始めると、チアリーダーや応援団らが校内で作った花道を選手たちが行進した。
祝勝会で校長が涙、監督が感謝
この後、校舎で祝勝会が開かれ、児島伸介校長が「優勝おめでとう。優勝が決まった時は、思わず大泣きしたくらい感動的だった」と選手たちをねぎらった。中谷仁監督は「この大会、神がかったことが多かった。『どうしても勝つんだ』という智弁ファミリーの思いが、そうしたプレーを生んだと思う」と応援に感謝した。
その後、参加者は、ソフトドリンクと軽食で乾杯したり、校舎を出て記念撮影したりした。
新チームが始動、井本陽太主将が意気込み
大会で好投を続けた和気匠太投手(3年)の父、英雄さん(51)は「(匠太投手が)県大会で苦戦したが、本戦ではチームの役に立ってくれて良かった。まだ優勝が夢みたい」と喜んでいた。
その後、新チームが早速始動し、選手たちは練習に励んだ。主将に就任した井本陽太選手(2年)は「やるべきことをやり、今大会のように一戦一戦を大事に戦っていく。チームを引っ張り、まずは春夏で甲子園出場できるよう頑張る」と意気込んだ。



