W杯オランダ戦後、朝7時の渋谷スクランブル交差点は熱気に包まれたが、その狂騒はわずか30分で終わり、8時にはすっかり平時の交差点に戻った。ライターの武井保之氏が、その意外な光景をレポートする。
朝7時過ぎから始まった騒乱
午前7時過ぎから騒乱が始まり、7時半くらいには少しずつ中央に集まる人の数が減っていき、8時にはすっかり平時の交差点に戻った。嵐のように過ぎ去った、わずか30分ほどの狂騒だった。試合終了直後は、パブリックビューイングが行われたTOHOシネマズ渋谷からサポーターがどっと溢れ、どこからともなく人が湧いてスクランブル交差点に向かったが、一巡すると静かになった。
駅周辺は日常の平日朝の時間が流れる
スクランブル交差点の狂騒の合間に、周辺も歩いてみた。すぐ近くのセンター街は、通勤者と思しき人が増え始めているが、通りにはパラパラと人がいる程度でサムライブルーのユニフォーム姿は見えない。ラーメン屋やカフェなど営業している店もあるが、店内は閑散としている。スクランブル交差点とは別世界の静かな通りだった。
センター街からスクランブル交差点に向かうと、だんだん人が増えて喧騒が聞こえてくる。道玄坂も同じような状況で、試合終了直後こそ坂を駆け下りてきたサポーターがいたが、その後は静かだ。ふだんは若者で賑わう道玄坂の109前広場には誰もいない。
まさに平日の朝といった空気
騒ぐサポーターどころか誰もいない道玄坂。パブリックビューイングが行われたTOHOシネマズ渋谷の前も、試合終了とともにスクランブル交差点へ向かう人がどっと溢れたが、いったん落ち着くと閑散としていた。ふだんは賑わう109前広場も、この時間帯は誰もいなかった。
このように、W杯の熱狂は一瞬で去り、渋谷はまたたく間に日常を取り戻した。サポーターのマナーも良く、混乱は最小限に抑えられたようだ。



