「趣味は1つで十分」では仕事も人間関係も行き止まり
「趣味は1つで十分」という考え方では、ビジネスにおいても成長しない可能性がある。『非学歴エリート』の著者である安井元康氏は、自身の経験から複数の趣味を持つことの重要性を説く。前回の連載では「大人が趣味を選ぶ8つの基準」を紹介したが、今回はその視点を踏まえ、安井氏自身の趣味ポートフォリオを公開する。
天候・体調・スケジュールに左右されない趣味の持ち方
安井氏は長年にわたって継続し、日常的に行っている趣味をカテゴリー別に挙げる。バイク(1人でできること)、キックボクシング・筋トレ・散歩(健康維持)、料理・ワイン(コミュニケーションや人間関係の潤滑油)、読書・映画・クラシック音楽(天候に左右されず時間やお金をあまりかけない)、現代アート(コミュニケーションのネタや天候に左右されないなど複数の要素)という構成だ。
このような趣味ポートフォリオを持つことで、体調や天候、他人のスケジュールに関わらず何かしら楽しめる対象を持ち、ダラダラ過ごす時間の無駄を排除できるという。
30年続く大型バイクがくれる「1人時間」
安井氏はカワサキの大型バイクを乗り換え続け、約30年にわたりバイクを趣味としてきた。先月(6月)も新たなバイクに乗り換えたばかりだ。バイクは強制的に1人になれ、情報端末からも離れられるため、1人時間を満喫するのに最適な対象だと語る。
普段は人と情報に囲まれた生活を送るため、バイクに乗ることでリラックスできる。自分のペースで好きな場所に行け、周りから物理的に遮断されることで、ゆっくり考える、または何も考えない時間をもたらす。これは時間と情報からのクールダウン時間といえる。さらに、動体視力を鍛えることで脳の老化防止にも役立っていると安井氏は考えている。



