ウェルピア伊予活用案募集、バスケアリーナ候補に?サイボウズ参加
ウェルピア伊予活用案募集、バスケアリーナ候補に?

老朽化施設の再生へ、民間活用案を募集

愛媛県伊予市は13日、老朽化が進む総合文化施設「ウェルピア伊予」について、民間事業者から活用案を募る「サウンディング調査」を実施すると発表した。この調査は、施設の将来像を描くための市場調査の一環で、特定の用途を前提とせず幅広い提案を求める。

ウェルピア伊予は1981年に開設され、体育館や野球場、プール、テニスコートなど多目的な施設を備える。しかし、主要施設は築45年が経過し、市の試算では改修に約67億円が必要とされる。敷地面積は11.4ヘクタールで、調査ではその全体を対象に活用案を募る。

サイボウズが参加表明、アリーナ構想に現実味

バスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」を傘下に持つIT企業サイボウズは同日、サウンディング調査への参加を申し込んだと公表した。同社はチームのホームアリーナ建設を目指しており、ウェルピア伊予を「魅力的な候補地の一つ」と位置づけている。

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サイボウズの青野慶久社長はコメントで、「事業の実現可能性への理解を深める機会」と調査参加の意義を強調する一方、「アリーナ候補地を決定したものではなく、様々な可能性を総合的に検討する」とした。同社は以前、JR松山駅前でのアリーナ建設を断念しており、別の候補地として松前町も挙がっている。

市長は「サイボウズありきではない」と慎重姿勢

武智邦典市長は記者会見で、「(アリーナ構想には)わくわくするが、サイボウズありきではない」と述べ、防災機能や市民の交流機能を維持できる活用を目指す考えを示した。市としては、民間提案を幅広く募り、市民の利益にかなう最適な活用方法を模索する方針だ。

サウンディング調査は、今後の施設のあり方を決める重要なステップとなる。市は、今回の調査結果を基に、具体的な事業者の選定や施設の再整備計画を進める予定だ。

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