全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は29日、大阪府と福島県で3競技が行われた。鳥取県勢はバスケットボール男子2回戦で、昨年の覇者・鳥取城北の小田昂明選手(3年)が献身的な動きで勝利に貢献した。
小田選手の献身プレー
先発出場し、高い身体能力を生かして2桁得点を挙げた。ただ、小田選手の「強み」は、花形プレー以外にも発揮される。コート内外問わず声をかけて、仲間を鼓舞する。こぼれ球は体を張って取りに行き、仲間の守備対応が遅れれば、代わりに飛んでいく。仲間がリバウンドを取ったとき、その脇では小田選手が大柄な相手選手のジャンプを封じていることも多い。
「目立つプレーをしたい思いもあるけど、それぞれの役割を果たすのが一番勝利に近付けるので」とはにかむ。
地道な努力
普段のチーム練習後、周囲はシュートなどの自主練を行う中、真っ先に筋トレを始めるという。そうして地道に培ってきた体力と精神力で、終盤までもつれる厳しい展開となったこの日の試合も、押し負けることなく戦い抜いた。
「まずは接戦を勝ち切れてうれしい。次も今日と同じように、泥臭く、精いっぱいのプレーをしたい」。連覇に向け、全方位からチームを支え続ける。(飯田拓)



