けがの盟友からバトンを受け継ぎ、石井日菜選手がチームを3回戦へ導く
けがの盟友からバトンを受け継ぎ、石井日菜選手が3回戦へ導く

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は29日、大阪府と福島県で3競技が行われた。バスケットボール女子では、京都精華の石井日菜選手(3年)が、右膝の半月板を損傷し欠場した盟友・吉田ひかり選手(3年)に代わり、2回戦で沖縄代表の石川と対戦し、3回戦進出を決めた。

石井選手は中学から6年間一緒にプレーしてきた吉田選手からポジションを引き継いだ。試合前には吉田選手から「強気でコートに出て、チームをまとめて」と声をかけられたという。石井選手は「コートに立てない、ひかりの悔しい思いを背負ってやりきる」と決意を語った。

前半の苦戦と後半の立て直し

試合の前半は初戦の硬さもあり、思うように得点を重ねられず、チームは焦りから浮足立ってしまった。石井選手自身も得意のスピードを生かせず、シュートも決まらなかった。しかし後半、「ディフェンスから流れを作っていこう」と声をかけ、リバウンドを積極的に奪いに行き、ペースを取り戻した。

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山本綱義コーチは「試合ごとに結束を強めていくチーム。今日は良い薬になった」と振り返り、「苦しい時にチームを助けてくれる選手。次戦からエンジンがかかるのでは」と石井選手に期待を寄せた。

チームの結束と王座奪還へ

石井選手は「チームが一つになり、一戦一戦勝ち上がる」ことが目標だと語り、2年ぶりの王座奪還に向けて決意を新たにした。チームは結束を強め、次の試合に臨む。

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