県特産の紅花が出荷時期を迎え、生産者らで作る県紅花生産組合連合会は8月27日、山形市千手堂の出羽コミュニティセンターで、紅花加工品の集荷作業と検品を行った。
山形市と白鷹町の計4団体から生産者らが参加し、染色や化粧品などに使われる「紅もち」と「すり花」、食品用の「乱花」計91キロが持ち込まれた。参加者は色の濃さや乾燥具合などを丁寧に確認していた。
今年の品質は良好も生産量は減少
同会によると、今年は生育期の日照時間が短く、花が小さくなったものの、品質は良好という。しかし高齢化による生産者の減少で、生産量は前年と比べて約3割減った。統計がある1989年以降で2番目に少なく、今後もこの傾向が続く可能性がある。
会長「生産体制を確立していかなければいけない」
同会の大内理加会長(63)は「とてもきれいに出来上がっている。生産者の苦労がしのばれて、うれしく思う」と笑顔を見せる一方で、「生産者が減り、需要に十分応えられていない。生産体制を確立していかなければいけない」と厳しい表情を見せた。



