熊本県で28日夕方に発生した最大震度7の「令和8年熊本地震」から一夜明けた29日、鹿児島県でも被害の状況が明らかになってきた。自治体による復旧作業が進む一方、被災地支援の動きも始まっている。
薩摩川内市の土砂崩れ
最大震度5強を観測した薩摩川内市では、地震の影響で中村町の市道脇の山が幅約20メートル、高さ約30メートルにわたって崩れ、道路をふさいだ。現在も通行止めが続いており、土砂の撤去作業が行われている。
同市の市役所本庁舎では強い揺れで備品が落下し、一部の部署が臨時の執務室に移った。複数の学校で外壁のひび割れが確認されている。また、生後2か月の女児が落下してきたテレビが顔に当たり、軽傷を負った。
霧島市の水道水濁り
霧島市では地震発生直後の28日夕方、500世帯以上で水道水の濁りが発生する恐れがあったため、市が給水所を設置した。水道施設自体に被害はなく、濁りは29日午前11時半までにすべて解消した。



