宮内庁は30日、熊本地震で甚大な被害が生じていることについて、天皇、皇后両陛下が深く心を痛めていると明らかにした。両陛下は安否不明者が一刻も早く救助され、被災地の復旧が進むことを願っているという。
両陛下の心配
側近によると、両陛下は10年前の熊本地震から復興への歩みを進めてきた熊本県が再び大きな被害を受け、尊い命が失われ、建物の倒壊や火災、道路の損壊などの甚大な被害が生じていることに深く心を痛めている。安否不明者の救助を願うと共に、不安な時を過ごしている家族の気持ちにも心を寄せているという。
また、断水や停電、厳しい暑さや余震が続く中で避難生活を送っている人々にお見舞いの気持ちを、昼夜を分かたず懸命に救助や応急復旧にあたっている人々には労いの気持ちをそれぞれ持っているという。
愛子さまの思い
長女愛子さまも両陛下と同様に、犠牲者を悼みつつ、被災者を案じているという。
静養中止と雅楽会延期
両陛下は8月3日から長女愛子さまと静岡県下田市の須崎御用邸で静養する予定だったが、取りやめた。発生翌日の7月29日に天皇ご一家や皇族方が出席し、皇居で開かれる予定だった雅楽演奏会も延期した。



