熊本地震、上空から見た被害:九州道断裂、イオンモール骨組み露出、熊本城石垣崩落
熊本地震上空映像:九州道断裂、イオンモール骨組み露出、熊本城崩落

最大震度7の激しい揺れに見舞われた熊本県各地の上空を、本社ヘリが29日に飛行し、地震がもたらした被害を広範囲に捉えた。

午後1時40分頃、震度6強を観測した八代市上空では、九州自動車道に車は1台も見当たらず異様な雰囲気。南九州道との分岐付近では、道路が上下にずれて断面が露出していた。周辺の民家が点在する農地には亀裂が連続し、一本の線を形成。日本活断層学会によると、現場地下には南九州道を横切る断層が走っており、京都大の高橋良和教授は「揺れではなく、橋脚が地盤ごと動いたことで道路が破壊された」と指摘した。

工場や鉄道にも甚大な被害

日本製紙八代工場では、赤と白の縞模様の巨大煙突が根元から折れ、敷地内の建物を押し潰した。隣接する線路では貨物列車が横転し、コンテナが散乱。市内には倒壊した建物が複数確認され、市全体が激しく揺れたことがうかがえる。

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イオンモール熊本と熊本城の惨状

八代市から北上すると、嘉島町のイオンモール熊本が現れた。警察や消防車両が集まる中、施設側面の骨組みがむき出しとなり、爆発の衝撃の強さを物語っている。そのすぐそばの熊本市中心部では、10年前の熊本地震と同様に石垣が崩れた熊本城の姿が見られた。夏休みシーズンで賑わうはずの両所には人影はなかった。

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