愛媛県議会は2日、来春の県議選に合わせ、14金が使われている現在の議員バッジを、銀の装飾に金を張り付けたより安価な「銀台金張(ぎんだいきんばり)」に変更することを決めた。金の価格が高騰し、費用が前回(2023年)の6倍近くになることが判明したためで、変更により400万円以上抑えられるという。
バッジの現状と費用の推移
議員バッジは、愛媛県議会では「議員章」と呼ばれ、議員の身分を示すものとして本会議などでの着用が義務づけられている。直径18ミリ、高さ4・5ミリで、中央や台座の部分に14金が使用され、当選するごとに一つ交付されている。
議会事務局によると、1個当たりの費用は、前々回(2019年)は8911円(定数47、総額41万8820円)だったが、金の価格上昇を受け、前回は1万8260円(同85万8220円)と2倍以上になっていた。
来年の県議選に向けた試算と変更の効果
来年の県議選に向けて費用を試算したところ、前回の約6倍、11万7260円となることが判明。45人(定数2減)分では総額527万6700円にも上ることが分かった。「銀台金張」に変更することで、1個あたり2万2000円(総額99万円)に抑えられるという。一般会計補正予算案に費用を計上し、9月定例会に上程する。
松尾和久議長は「あまりにも費用が高くなっていて驚いた。県民の理解を得られるようにしていかないといけない」と話した。



