借金10億を10年で返済!素人妻が社内で徹底させたシンプルなミーティング
借金10億を返済した妻が実践したミーティング術

借金10億円を10年で返済した女性経営者の秘策

キャリア・教育の分野で注目を集める太田朝子氏。彼女は、嫁ぎ先の会社が抱えた10億円もの借金を、わずか10年で完済した経験を持つ。元々は経理の素人だった彼女が、社内で徹底させたのは「ミスミーティング」というシンプルな取り組みだった。

追い詰められた会社の現状

当時、会社の売上の7割以上を占める大口取引先は、誰もが知る大手メーカー。品質への要求は極めて高度だった。取引停止になれば、銀行から見放される前に倒産は必至。まさに崖っぷちの状況だった。

リーマン・ショック前までは、価格の安さで取引をつないでいた時代があった。納期遅れや品質不良も、値下げで乗り切っていた。中には、先方担当者に取り入って見逃してもらう悪習も残っていた。

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しかし、リーマン・ショックを機に大手メーカーは体質を一新。接待や贈答は禁止され、「安かろう悪かろう」の下請けは一掃された。お客様に満足してもらえなければ会社に明日はない。そんな中、太田氏は痛烈な一言を浴びせられる。

「安さだけだね」という衝撃

自社の強みを知りたくて、お客様に「御社にとって、弊社の強みは何でしょうか?」と尋ねたときの答えは、「おたくは、安さだけだね」だった。ものづくりの会社として、これほどの屈辱はない。しかも、唯一の武器である「安さ」すら、多額の負債を抱えた会社には限界があった。

信頼回復への道:ミスを減らす

「安さ」だけの会社に未来はない。残る道は「信頼を取り戻す」こと。そのために必要なのは、「品質を上げる」ことと「納期を守る」こと、つまり「ミスを減らすこと」だった。ミスは誰にでも起こる。しかし、同じミスを繰り返さなければ、会社は確実に前進する。そこで導入したのが「ミスミーティング」である。

従業員の変化とミスミーティングの効果

最初は嫌々やらされていたミーティングも、回を重ねるごとに従業員自身がミスの重大性に気づき始め、空気が変わっていった。やがて、自分のミスを語る従業員が現れ、議事録は単なる記録ではなく、ミスの原因と対策を言葉にして残し、作業前の確認や引き継ぎに活用されるようになった。仕事の進め方自体も改善され、品質と納期が向上。結果として、10億円もの借金を10年で返済することに成功したのである。

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