「本当に強い大学ランキング」2026年版発表、東大が首位堅持、早稲田と慶應が2位争い
「本当に強い大学ランキング」2026年版、東大首位

東洋経済が発表した恒例の「本当に強い大学ランキング」2026年版で、東京大学が連続で首位を守った。ランキング開始以来、不動の1位である。東大は科研費が215.4億円と最多で、役員数や外国人学生比率、海外留学協定校数など多くの項目で高得点を獲得した。しかし、2025年以降、大学院医学系研究科の教授ら2人が収賄容疑で逮捕・起訴される不祥事が発生しており、コンプライアンスの強化が課題となっている。

早稲田と慶應が2位争い、私立大学の強み

2位は早稲田大学。海外留学協定校数587校は全体2位、外国人教員比率も13.5%と高く、国際力で高い評価を得た。入学定員倍率11.7倍も比較的高い数字だ。3位の慶應義塾大学は、役員数が1593人でトップ。科研費は早稲田を上回る34.4億円で私立大学最大。教育投資率や400社就職率も高水準だった。

国立大学が上位を占める、豊田工業大学の躍進

4位は京都大学。科研費が東大に次ぐ139億円で、教員1人当たり学生数など各指標も高水準だ。5位は初の国際卓越研究大学に選定された東北大学。科研費や就職率、海外留学協定校数などで高評価を得た。6位は大阪大学でバランスよく高評価。ここまでの順位は前年と同じだった。7位は名古屋大学で前年から1つ順位を上げ、400社就職率が高い。8位は豊田工業大学。トヨタ自動車が創設し、学費は国立並み。学生数500人程度の小規模校だが、400社就職率でトップ、自己資本比率など高い数字を誇る。9位九州大学、10位北海道大学と続く。上位10位内に国立7校、私立3校と国立優位の図式は変わらない。未回答大学のトップは63位の東京科学大学で、統合直後で算出できない数字があったとみられる。

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