東洋経済が2026年版「本当に強い大学ランキング」を発表し、東京大学が不動の首位を維持した。早稲田大学と慶應義塾大学が2位を争う展開となっている。
544校を対象に総合評価
本ランキングは2006年から続くもので、今年は544の国公私立大学を対象に、4つの力(教育・研究力、就職力、財務力、国際力)を13の指標で評価した。指標はすべて定量データに基づき、偏差値化して総合ポイントを算出している。
対象大学は、東洋経済が2026年3月に実施したアンケートに回答し、かつ2024年度の財務諸表が入手できた大学。ただし主要大学については回答の有無にかかわらず対象とした。株式会社立大学や大学院大学などは比較が難しいため除外している。
評価の4つの柱
教育・研究力は「教育投資率」「科学研究費補助金(科研費)」「教員1人当たり学生数」の3指標で評価。教育投資率は収入総額に占める教育・研究費の割合で、国公立と私立で計算式が異なる。科研費総額が多い大学は研究水準が高く、教育面でも相乗効果があると見なされる。
就職力は「実就職率」「上場企業役員数」「有名企業400社への就職率」の3指標。実就職率は卒業者数から大学院進学者数を引いた数を分母とする。400社就職率は就職の質に着目した指標で、日本を代表する400社への就職割合を示す。
財務力は「総志願者数/入学定員倍率」「経常利益率」「自己努力収入比率」「自己資本比率」の4指標。自己努力収入比率は寄付金や受託研究収益など大学の自助努力で得られた資金の比率で、国公立と私立で計算式が異なる。
国際力は「外国人学生比率」「海外留学協定校数」「外国人教員比率」の3指標で、国際化の進展度や留学の選択肢の幅広さを評価する。
ランキング結果
東京大学が総合ポイントで首位を堅持。早稲田大学と慶應義塾大学が2位争いを繰り広げている。具体的な順位やポイントは東洋経済の特集号で詳報される。



