エストニアのクリスティナ・カラス教育科学大臣は、人工知能(AI)を使った宿題をめぐり、「AIの利用を制限するのではなく、教師が出す宿題のあり方自体を変えることが大事だ」と強調した。カラス氏は10月上旬に来日し、東京大学での講演後に朝日新聞のインタビューに応じた。
「そもそも教師が間違った宿題を出した」
カラス氏は「生徒が考えずにAIだけで宿題を終えられるのなら、そもそも教師が間違った宿題を出したということです」と話した。
人口137万人のエストニアは、AIを使った学び方と教え方を根本から変える取り組み「AI Leap(AIリープ)」を進めている。
読書感想文の宿題をどう変えるか
例えば読書感想文の宿題では、本を読んで感想を書くだけなら、AIが生成した文章を提出し、生徒は本すら読まずに済ませるかもしれない。カラス氏は、AIを使っても…