『週刊東洋経済』は毎年、臨時増刊号『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている。2026年版では、「公務員への就職に強い大学」「警察官・消防官・自衛官に強い大学」ランキングに続き、「教員になる人が多い大学ランキング」を掲載した。本記事ではその詳細を紹介する。
小学校教員は福岡教育大がトップ、私立大では岐阜聖徳学園大が6位
「小学校教員」になる人が多い大学の1位は福岡教育大学で、卒業生の51.2%が小学校教員となっている。2位は愛知教育大学、3位は北海道教育大学、4位は東京学芸大学と続き、順位は異なるものの前年と同じ大学が並んだ。10位の宮城教育大学も卒業生の42.8%が小学校教員に就いており、高い割合を示している。私立大学のトップは6位の岐阜聖徳学園大学で、以下7位文教大学、8位明星大学、9位白鷗大学と続く。
中学校教員は北海道教育大が1位、高校教員は日本大が2年連続トップ
「中学校教員」の1位は前年と同じ北海道教育大学。2位は日本大学で、前年から46人増加し、4位から順位を上げた。一方、「高等学校教員」の1位は前年と同じ日本大学で、2位は広島大学、3位は東京学芸大学と日本体育大学が同率で続く。
保育教諭・保育士・幼稚園教員は私立女子大が上位を独占
「保育教諭」「保育士」「幼稚園教員」の分野では、女子大学を中心に私立大学が上位を占めた。保育教諭の上位2校は前年と同じで、1位は常葉大学、2位は大阪総合保育大学。大阪総合保育大学は就職率でトップとなっている。3位には甲南女子大学がランクインし、前年の8位から12人増で順位を上げた。5位の武庫川女子大学と8位の京都橘大学は前年のベスト10圏外からのランクインとなった。
保育士のトップ2も前年と同じ東京家政大学と聖徳大学。両校とも前年比で人数は減少したが、100人以上の保育士を輩出している。就職率では、3位の桜花学園大学と7位のこども教育宝仙大学が50%を超えている。
幼稚園教員は、鎌倉女子大学が前年の3位から1位に上昇。2位は聖徳大学、3位は十文字学園女子大学が続く。6位の目白大学、9位の金城学院大学、10位の共立女子大学と國學院大学は、前年ランク外からベスト10入りを果たした。
本ランキングは、大学通信の情報調査・編集部がまとめたもので、各大学の就職状況を反映している。詳細なランキングは次ページ以降で確認できる。



