小池知事は21日の定例記者会見で、排水ポンプを備えた都道のアンダーパスの緊急点検に着手したと明らかにした。13日夜の千葉豪雨を受けた対応で、週明けにも対象55か所の点検を完了させる。これまでに異常は見つかっていない。
千葉豪雨で冠水相次ぐ
千葉豪雨では、道路や線路の下を通るアンダーパスの冠水が相次いだ。千葉市内の国道のアンダーパスでは、自動の排水ポンプや非常用発電機が正常に動かず、水没した乗用車に乗っていた40歳代男性が死亡した。
都の対応と知事の呼びかけ
こうした状況を受け、都は18日から、都道アンダーパスの排水設備や非常用電源の動作確認を進めている。故障や不具合があれば、迅速に補修する。知事は記者会見で、「大雨の際、アンダーパスや冠水している道路には絶対に進入せず、迂回し、安全な場所への退避を優先することを新しい常識にしてほしい」と述べた。
知事は帰宅困難者が多数発生したことにも触れ、スマートフォンなどで一時滞在施設を検索できる都のサービス「キタコンDX」の活用も改めて呼びかけた。
被災者支援も開始
都は豪雨被災者への支援も進めており、22日には、住まいを失った世帯向けに都営住宅30戸程度の入居受け付けを開始する。入居期間は当面3か月で使用料などを免除する。



