やる気のなさの原因は、気合いが足りないのではなく、天気のせいかもしれない――。コラムニストのジェーン・スー氏が、自身の経験をもとに「気象病」との向き合い方や、自分を責めない生き方について語った。
「気象病」とは何か
気象病とは、気圧や気温、湿度の変化によって体調不良を引き起こす症状のこと。ジェーン・スー氏は、35年以上の付き合いになる月1回のダウナー期に加え、最近では気圧の変化にも体調が反応するようになったという。「気圧よ、早く元に戻っておくれ」と嘆くほど、その影響は深刻だ。
自分を責めない思考法
スー氏は、不調の原因が自分のせいではないと気づくことの重要性を強調する。「性別や肌の色に起因する不当な扱い、ないことにされている問題など、自分のせいだと思わされていることは意外と多い」と指摘。ただし、「都合のよい言い訳にしないよう注意しなければ」とも述べ、バランスの難しさを認める。
「私のせいではないから気に病む必要はない」と「私ならやれるはず」の間を揺れ動きながら、今日も明日も生きているという。スー氏が気をつけているのは、原因を見極めた後に自分を好きでいられるかどうか。「気に病むことは役に立たないと、この年になるまでに痛いほど学んできた」と語る。
ダメダメな日の過ごし方
気分が沈んだ日には、朝からいい匂いのするボディローションを塗り、特に膝から下をしっとりピカピカにするのがおすすめだという。「体温で温められたオイルから素敵な香りが立ち上ってきて、なんだかちょっと気がまぎれる」と効果を説明。
また、まぶたが重く眠い、ふくらはぎがパンパン、指まで太くなったように感じるような「ダメダメな日」は、絶対に鏡を見てはいけないと警告。「あまりのショックで心身ともに這い上がれなくなっちゃうもの」と自身の経験を語る。
80歳過ぎの父親も気象病?
スー氏は、80歳を過ぎた父親も気象病の影響を受けている可能性に触れ、気象病が幅広い世代に及ぶ問題であることを示唆している。



