ハリケーン「ララ」は15日、ハワイ州のハワイ島南部をかすめるように通過した。同州では大雨と強風に見舞われており、当局は危険な氾濫が発生するおそれがあるとして警戒を呼びかけている。
夜間にかけてハリケーン状況続く
米国立ハリケーンセンター(NHC)は現地時間午後8時(日本時間16日午後3時)の発表で、「ハワイ島では夜間にかけてハリケーンの状況が継続し、標高の高い地域で最も強い風が予想される」とし、沿岸部には「巨大で危険な高波」が押し寄せると警鐘を鳴らした。
ララは、現地時間午前9時(日本時間16日午前4時)ごろに熱帯暴風雨からカテゴリー1のハリケーンに発達。最大風速は約33m/sに達した。
中心部は上陸せず北西へ移動
同日午後、ハリケーンの中心部がハワイ島最南端のサウスポイントから西南西へ約48キロ(30マイル)の距離まで接近したが、上陸はしなかった。NHCによると、ハリケーンは北西へ移動している。
NHCはさらに「来週前半にかけてハリケーンの中心部が主要な小さな島々や最東端の北西ハワイ諸島の南側にとどまる中、16日には進行スピードを上げながら次第に西寄りに進路を変える見込みだ」と付け加えた。
2万世帯以上で停電
15日午後には、ハワイ州内の2万世帯以上で停電が報告され、気象当局はハワイ島全域に「破壊的な強風と大雨」が広がっていることを確認した。



