コスモエネルギー社員が参加、岩手で第38回「森は海の恋人 植樹祭」開催
岩手で第38回「森は海の恋人 植樹祭」コスモエネルギー社員参加

岩手県一関市室根町の「ひこばえの森交流センター」で2026年6月7日、第38回「森は海の恋人 植樹祭」が開催された。この植樹祭には、コスモエネルギーグループの社員が参加し、環境保全活動の一環として植樹や森の観察会を行った。

38回目の植樹祭、伝統芸能で幕開け

「森は海の恋人 植樹祭」は、豊かな森が川を通じて海を育み、その海が再び森へとつながるという理念のもと、NPO法人「森は海の恋人」が主催している。今回は、伐期を迎えた針葉樹林の伐採跡地を活用し、新たな広葉樹の森づくりを目指して実施された。

朝9時からのオープニングでは、地元の伝統芸能「上折壁子供打ち囃子」(かみおりかべこどもうちばやし)による太鼓演奏が披露され、力強い音色が会場に響き渡った。

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活動の歩みと由来

続いて、森は海の恋人の副理事長である横山勝英さんらがあいさつ。主催者からは、「森は海の恋人」の名称に込められた思いや活動の歩みについて紹介があった。この活動名は、気仙沼出身の歌人・熊谷龍子さんの「森は海の恋人 海は森の恋人 森を恋いながら悠久の愛を紡ぎゆく」という歌に由来するという。

東日本大震災が発生した2011年には開催自体が危ぶまれたが、多くの支援者や地域住民の協力によって継続されてきた。今年で38回目を迎えた植樹祭は、森づくりを通じて自然の大切さを次世代へ伝える活動として受け継がれている。

コスモエネルギーグループが苗木を寄贈

コスモエネルギーグループは、環境保全活動を支援する「COSMOエコ基金」を通じて苗木を寄贈。事務局理事の笈川政浩さんが代表して贈呈した。植樹の対象エリアは約4,500平方メートル(45アール)の広さで、参加者はミズナラやコナラ、カツラ、ミズキなど約1,100本の苗木を植樹した。作業に際しては事務局から苗木の特徴や植え方について説明を受け、森づくりの意義を学びながら一本一本丁寧に植えていった。

樹木医による森の観察会

午後には、樹木医の大渕香菜子さんによる森の観察会が行われた。参加者はこれまで植樹してきた森を歩きながら、木々の成長の様子や森の仕組みについて学んだ。大渕さんは、森と草地の境界である林縁や鳥が運んだ種から育った樹木、森の中で起きている世代交代などを紹介。倒木や枯れ木も森の循環を支える重要な存在であり、森は常に変化し続ける生命の集合体であると説明した。

また、森の土の匂いを確かめたり、落ち葉をめくって菌類の働きを観察したりするなど、五感を使いながら森を体験。参加者たちは、森の中では微生物や菌類が有機物を分解し、新たな命を育む循環が続いていることを学んだ。

植樹の意義と今後の展望

観察会の最後に大渕さんは、「自然の力だけでも森は育ちますが、人の手で苗木を植えることで、より早く豊かな森へと成長することが期待できます。ぜひ、自分が植えた木を見に、またこの地に遊びに来てください」と語った。

コスモエネルギーグループは今後も、COSMOエコ基金を通じて森林保全や生物多様性保全に取り組む団体への支援を続けるとともに、社員が環境課題について学び、体験する機会を創出していく方針だ。

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