熊本地震、夜通し捜索続く イオンモールで6人死亡、家屋に男性閉じ込め
熊本地震、夜通し捜索 イオンモールで6人死亡

熊本地震の被災地では30日午前も、懸命の捜索・救出作業が続けられている。震度5弱の余震が発生するなど地震活動が活発な中、家族や住民らが心配そうに見守った。

イオンモール熊本 夜通しのがれき撤去

イオンモール熊本では、29日夜から30日朝にかけて、施設内を照明で照らしながら飛散したがれきを重機で撤去する作業が行われ、「ガシャン、ガシャン」という重低音が響いていた。

現場周辺には近隣住民も駆けつけ、規制線の外から見守っていた男性4人は「いつも集合場所にしていた」「こんなことになるなんてショックが大きい」と不安そうに話していた。妻がイオンモール内の店舗で勤務し連絡が取れなくなっているという男性(39)は29日に続き、30日も朝から現場近くを訪れ、作業の様子を静かに見つめていた。

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県の発表によると、イオンモール熊本ではこれまでに12人が救助され、このうち6人の死亡が確認され、1人が心肺停止となっている。

日本製紙八代工場 煙突倒壊で8人死亡

煙突が折れるなどし8人の死亡が確認された日本製紙の八代工場(八代市)では、依然として1人の安否が分かっておらず、夜通しで捜索活動が続く。

工場内に横たわった赤と白のしま模様の煙突近くに設置されたテントの中では、消防隊員らが捜索方法などを話し合う様子が見られたほか、従業員らが敷地内に入り、崩れた建屋の様子を確認していた。工場近くに住む男性(68)は「人命救助とともに、工場が再開できるのかも不安だ」と話した。

倒壊家屋の高齢男性 救出作業続く

震度6強を記録した八代市では、倒壊した家屋内に取り残されたままの人がいる。この住宅では住人の男女3人が一時閉じ込められた。男女2人は救助されたが、1階にいたとみられる高齢男性1人が閉じ込められている。30日午前にはクレーンで屋根をつり上げながら救助が進められた。知人の70歳代男性は「(男性は)温厚な人。早く見つかってほしい」と祈った。

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