堺市の推計人口が9月1日現在で79万9575人となったことが、18日分かった。80万人を割り込むのは、2005年2月に市が旧美原町と合併して以来初めて。
政令指定都市移行後の人口推移
市は2006年の政令指定都市移行後、行政サービスを充実させるなどして人口増が続いた。ただ、2011年以降は死亡者数が出生者数を上回る「自然減」となり、2012年6月の84万2988人をピークに人口は減少傾向に転じた。
近年は社会増も、減少傾向続く
2013年以降は自然減に加えて、転出者数が転入者数を上回る「社会減」が続いたが、2022年から2025年までは4年連続で社会増になった。コロナ禍後に留学や就労を目的とする外国人が流入したほか、第2子以降の保育料無償化など、市が子育て世帯支援に力を入れたことなどが要因とみられる。
将来推計と市の取り組み
市基本計画では、2030年10月の将来人口を77万4000人と推計する。市は今後も、出産を望む世帯への不妊治療費の一部助成など、人口減の緩和に取り組む。
永藤英機市長は「少子化の進行などで人口を維持することは極めて困難だが、将来に夢と希望が持てる都市であるように挑戦し続ける」としている。



