鹿児島県の人口、戦後最少151万1783人 5年で7万6000人減
鹿児島県の人口、戦後最少151万人 5年で7万6千人減

総務省が発表した2025年国勢調査の確定値で、鹿児島県の人口は151万1783人だった。2020年の前回調査から約7万6000人減少し、戦後最少を更新した。

減少傾向が続く県人口

国勢調査は5年に1回、国内の全世帯を対象とした国の基幹統計の一つ。県内では1955年の約204万人が最多で、その後は1985年(約182万人)以降、減少傾向が続いている。

高齢化と年少人口の状況

年齢別では65歳以上が増加し、15歳未満と15~64歳は減少した。総人口に占める65歳以上の割合は前回から2.0ポイント増の34.5%で、全国より5.1ポイント高かった。43市町村のうち40市町村で30%を超え、南大隅町(52.6%)が最も高く、錦江町(50.5%)、宇検村(47.4%)の順だった。

15歳未満の割合は、山村留学の受け入れを行っている三島村が24.7%、十島村が20.1%と上位で続いた。三島村は全国で最も高く、十島村は全国2番目だった。

増加したのは姶良市のみ

前回調査から人口が増えたのは姶良市(520人増)のみで、同市は鹿児島市や霧島市への通勤・通学の利便性や子育て環境が評価されたことが要因とみている。減少幅は鹿児島市(1万2579人減)が最多で、鹿屋市(5071人減)、薩摩川内市(4785人減)と続いた。減少率は、南大隅町(17.5%減)や錦江町(17.3%減)が高かった。

一般世帯数は72万247世帯で、5608世帯減った。1世帯当たりの人数も0.09人減り、2.02人だった。