山口市「国民宿舎秋穂荘」9月から休止へ 利用者減や物価高で指定管理者が解散
山口市「国民宿舎秋穂荘」9月から休止へ 指定管理者が解散

山口市秋穂東の宿泊施設「国民宿舎秋穂荘」が9月1日から当面の間休止する。利用者数の減少や物価高などの影響を受け、運営する指定管理者「株式会社あいお」が今月末で解散することによるもの。休止期間は未定で、市が対応を検討する。

特産クルマエビ料理が人気の老舗宿

秋穂荘は1966年7月に開業。2008年からは同社が運営を担っていた。特産のクルマエビを使った料理が人気で、15部屋の客室や大浴場、露天風呂などを備えている。

利用者数は10年代から減少傾向

同社によると、10年代に年間7万6000人ほどいた利用者数は年々減少し、25年度には約4万8000人にまで減った。宿泊者数は今年4~6月で約1000人(前年同期比3割減)となり、1500万円の営業損失が出た。利用者数が減った一方で、中東情勢の影響で燃料や食材の費用などが上昇し、想定を上回る経費が経営を圧迫したという。

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社長「解散やむなしだった」

同社の上村浩司社長らが6日、山口市役所で報道陣に状況を説明した。25年度から5年間の指定管理を受けたにもかかわらず、解散となったことについて、上村社長は「想像以上に客が減り、関係者などにこれ以上迷惑をかけないためには、解散やむなしだった。申し訳ない」と話した。

9月以降に予約をしている人に対しては、個別に連絡するとしている。

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