山国川流域の渇水対策を話し合う山国川中下流域水利用連絡協議会の委員会が4日、大分県中津市役所で開かれた。3日から一定の雨が降っているが、「まだまだ厳しい状況」として、同市の耶馬渓ダムの貯水率が0%になった場合の対策を話し合った。
貯水率は一時15.3%に低下
8月の山国川流域全体の降雨量は36.1ミリと、平均値の216.7ミリを大幅に下回り、7月に90%以上あった同ダムの貯水率は、9月4日に一時15.3%となった。3日以降のまとまった雨で少し回復しているが、まだ十分な状況ではない。
異常渇水時補給の実施を決議
会合には、ダムの水を利用している中津市、北九州市、福岡県上毛町、水利組合などの約40人が出席。国土交通省山国川河川事務所が、貯水率が0%になった場合、ダムの底に堆積する土砂の容量域にたまった水を活用する「異常渇水時補給」を実施することを説明し、決議された。
市長「大変心配な状況」
奥塚正典・中津市長は「異常渇水時補給」後は減圧給水の可能性もあるとし、「大変心配な状況。節水を引き続きお願いし、危機的な状況を乗り切りたい」と述べた。



