小竹向原が再開発されない理由:駅開設の遅れと住民の力
小竹向原が再開発されない理由:駅開設の遅れと住民の力

小竹向原は、練馬区と板橋区の境目に位置するエリアで、なぜ再開発が進まないのか。その理由は、鉄道の開通が遅く、駅が地下のみであること、駅前に小学校が立地していること、そして住民が環境を守り抜いたことにある。

鉄道開通の遅れと地下駅

小竹向原駅は、東京メトロ有楽町線と副都心線の駅で、開設は1983年(昭和58年)と比較的遅かった。さらに、駅は地下にあり、地上には大規模な駅前広場や商業施設がなく、再開発の起爆剤となりにくい。

駅前の小学校と住民の反対運動

駅前には向原小学校と小竹小学校が立地しており、住民は学校の移転や校庭面積の減少に強く反対した。その結果、放射第36号線の建設では、小学校部分をトンネル構造とすることで、校庭を守った。この道路は、東京都として初めて住民参加方式でつくられた道路として知られる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

住民が守った低層で閑静な街並み

小竹向原周辺の遊歩道を歩くと、住民の手で低層で閑静な街並みが作り上げられたことを実感する。15年にわたる住民運動の末に完成した道路は、40年が経過した今でも緑豊かな街を支えている。

まとめ

小竹向原が再開発されない理由は、鉄道開通の遅れと地下駅のみであること、駅前の小学校の存在、そして住民の環境保全への強い意志による。これらの要因が重なり、再開発の波を免れた街として、独自の魅力を保ち続けている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ