台風9号、グアムなど米領太平洋諸島直撃も死傷者なし ライフライン壊滅状態に
台風9号直撃、死傷者なしもライフライン壊滅

台風9号、米領太平洋諸島を直撃

2026年7月7日、台風9号(アジア名:バービー)が通過したグアムおよび北マリアナ諸島では、数万人が停電に見舞われている。台風は前日、太平洋に浮かぶ島々に猛烈な風と豪雨をもたらしたが、これまでのところ死傷者は報告されていない。

ロタ島で最も深刻な被害

最も深刻な被害を受けたのは米領ロタ島。最大風速約80m/sに達した台風により、島内では木々や電柱がなぎ倒され、水道供給もストップしている。現地住民のマスム・ダリさん(24歳)は、「多くの民家が深刻な被害を受け、無数の屋根が吹き飛ばされた。島全体で電気が通っておらず、水道も止まり、携帯電話も繋がらない」と語った。

ダリさんはAFPに「数え切れないほどの水道管が破裂し、多くの電柱が倒壊したため、島全体でライフラインが完全に断絶している」と深刻な状況を説明した。現地災害対策本部のルー・ロサリオ氏も7日朝の時点で、まだ水道と電気が復旧していないことを確認した。

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サイパンやグアムでも停電

北マリアナ諸島議会のドナルド・M・マングローニャ上院議員は6日夜、地元メディア『マリアナス・プレス』が公開した動画の中で、「幸いなことに、これまでのところ負傷者や死者の報告は入っていない」と述べた。当局によると、サイパンとテニアンでも停電が発生しているほか、米軍の主要基地がある隣の米領グアムの一部地域でも電気が止まっているという。

台風9号による被害は広範囲に及び、復旧までには時間がかかると見られる。現地では引き続き警戒が呼びかけられている。

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