日暮里・舎人ライナー、朝の混雑率6年連続ワースト 都が増発と新型車両で緩和へ
日暮里・舎人ライナー、混雑緩和へ増発と新型車両導入

東京都は29日、足立区と荒川区を結び、朝の混雑率が6年連続で「全国ワースト」となっている日暮里・舎人(とねり)ライナーについて、ラッシュ時の増発に加え、ロングシートの新型車両も導入し、混雑緩和を進めると明らかにした。

混雑率176%、開業以来の課題

日暮里・舎人ライナーは2008年に開業し、日暮里駅(荒川区)と見沼代親水公園駅(足立区)間の9・7キロを約20分で結ぶ。現在、平日朝のラッシュ時に都心方面へ1時間あたり計19本が走行するが、通勤・通学客が多く、国土交通省の調査ではラッシュ時の混雑率は176%(25年度)に達する。

28年春から増発、31年度に全車両ロングシート化

都交通局によると、運行間隔を短縮するなどして、28年春から朝ラッシュ時に1時間あたり1本増発して20本を運行する。31年度には旧型の4編成20両を新型に置き換え、全車両でロングシート化を完了して輸送力を増強する。

両区と連携した時差通勤の周知も継続し、利用時間帯の分散を図る。29日の都議会で森村隆行(都民ファーストの会)、発地易隆(自民党)両都議の代表質問に答えた。