米スペースXは28日、世界最大の宇宙船「スターシップ」をテキサス州の施設から無人で打ち上げ、初めて地球周回軌道の飛行に成功した。宇宙船は日本も参加する有人月探査「アルテミス計画」で使う月着陸船の候補で、米国が目指す2028年の有人月面着陸の実現へ前進した。
地球周回軌道への到達と着水
スターシップは、上昇中にエンジン1基が予定より早く停止したものの、高度275キロ・メートルの周回軌道に到達した。その後、大気圏に再突入し、太平洋ハワイ沖に着水した。
再使用型ロケットの帰還
打ち上げに使った再使用型ロケット「スーパーヘビー」も地球に戻り、メキシコ湾に着水した。
今回の成功は、アルテミス計画における月着陸船の実用化に向けた重要な一歩となる。