東京都は29日夜、台風25号の影響でJR各線の運休が続く千葉県への支援策として、都営バス10台と運転手を派遣すると明らかにした。運休区間での代行輸送に活用してもらう。
千葉県内で鉄道運休が相次ぐ
千葉県内では台風25号の大雨による土砂流入などで鉄道の運休が相次ぎ、復旧まで3か月程度続く見通しの路線もある。JR東日本は28日からバスによる代行輸送を始めたが、必要な台数を確保できず、内房線・姉ヶ崎(市原市)―木更津間では実施が見送られた。
これを受け、都は国やJR東と協議し、都営バスと運転手の派遣を決めた。運転手経験のある都交通局の職員を中心に構成するといい、今後、具体的な派遣先や日程などを決定する。
小池知事のコメント
小池百合子都知事は報道各社の取材に対し、「鉄道の運行が途絶え、通勤・通学に苦労している区間がある。都営バス10台を用意し、できるだけ早く必要な時に運行できる態勢を整えた。国やJRなどとも緊密に連携する」と述べた。
都は今後、JR東日本や国と調整を進め、派遣の詳細を詰める方針だ。運休区間の利用者にとって、代行輸送の早期実現が期待される。