十勝岳の噴火警戒レベル、初の「3」に引き上げ…1926年には144人死亡
十勝岳の噴火警戒レベル、初の「3」に引き上げ

気象庁は12日、北海道・十勝岳(標高2077メートル)の噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「3(入山規制)」に引き上げた。噴火の危険性を5段階で示す警戒レベルが2008年に十勝岳に導入されて以降、レベル3になるのは初めて。

火山活動の活発化を受け引き上げ

気象庁によると、十勝岳では火山活動が活発になっているとして6月18日にレベル2に引き上げられ、7月には2004年以来22年ぶりにごく小規模な噴火が確認された。8月17日以降は規模が大きな火山性地震も増加していることなどから、レベル3への引き上げを決めた。

過去の噴火と今後の警戒

十勝岳では1926年の噴火で大規模な泥流が発生し、144人の死者・行方不明者を出した。それ以降も30年に1回ほどの周期で噴火を繰り返しているという。

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気象庁の藤貴志・火山監視課長は12日に記者会見を開き、火口から約3キロの範囲で特に警戒が必要だとした上で、「噴火に伴い、直径30センチ超の大きな噴石が飛ぶ恐れがある」と説明。今後の火山活動については、「どうなるかはわからないが、状況を見極めていきたい」と述べた。

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