東京・渋谷のスクランブル交差点で、信号を無視して集団で横断する歩行者が後を絶たず、警視庁が注意を呼びかけている。この交差点は、観光名所としても知られるが、信号無視による事故の危険性が指摘されている。
信号無視の実態
警視庁渋谷署によると、2026年6月の調査では、1時間あたり平均約50人が赤信号で横断していることが判明。特に週末の夜間はその数が倍増し、観光客や若者グループによる無秩序な行動が目立つ。署は「信号を守らない行為は重大な事故につながる」と警告している。
背景と対策
この問題は、SNSで「渋谷のスクランブル交差点を渡る」ことが流行し、観光客が信号を無視して写真や動画を撮影するケースが増えたことが一因とされる。警視庁は、2026年7月から交差点付近に警察官を増員し、注意喚起の看板を設置するなどの対策を強化。また、多言語での放送も開始し、外国人観光客への周知を図っている。
地元住民の声
近隣住民からは「危険で仕方ない」「早く改善してほしい」との声が上がる。一方、観光客の中には「ルールは知らなかった」と話す人もおり、認識の差が課題となっている。警視庁は「歩行者も交通ルールを守り、安全を最優先してほしい」と訴えている。



