第9管区海上保安本部(新潟市)の新本部長に三盃晃氏(56)が就任した。25日に開かれた就任記者会見で、自身が令和6年の能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市の出身であることを明かし、「被災地を管轄する第9管区の本部長になるのは身の引き締まる思い」と語った。
被災地への思いと防災への決意
9管は新潟、富山、石川各県などを管轄している。三盃氏は大規模自然災害に備えることの重要性が増しているとの認識を示し、「いざという事態に対応できるよう態勢を整えたい」と強調した。
今夏の遊泳事故が急増
新潟県内では今夏、遊泳中の事故が急増している。25日時点で、昨年1年間の4倍強となる17人が事故に遭い、亡くなった人は同2倍の4人に上る。今年はお盆期間などに台風が通過し波が高かった一方、海水浴に適した好天の日が比較的多かったことが要因とみられる。三盃氏は「4人の若い命が奪われたことに心を痛めるとともに、未然防止への決意を新たにしている」と述べた。
9管の課題
三盃氏は、日本海中部の大和堆での外国漁船の違法操業や、北朝鮮からの弾道ミサイルへの対応などを9管の課題に挙げた。



