佐賀空襲パネルに「昼のように見える」写真、市平和展で紙貼り隠し対応
佐賀空襲パネルに「昼のように見える」写真、市が紙貼り隠し

佐賀市は19日、市が主催した「平和展」で、終戦間際にあった「佐賀空襲」の場面として紹介した写真が、実際には佐賀空襲とは断定できない写真だったと発表した。

平和展で使用された写真に矛盾

平和展は戦争を知らない世代に平和について考えてもらおうと毎年開かれており、35回目の今年は14~18日に市立図書館で開催された。問題の写真は、佐賀空襲についての伝承活動などを行う市民団体「諸富花いちもんめの会」(佐賀市)のパネル展示に使用された。

市によると、写真はSNSで佐賀空襲と紹介されていたもので、同会が出典を確認しないまま引用していた。14日に外部から「佐賀空襲ではないのではないか」と指摘を受け、佐賀空襲は夜間にあったのに写真は昼のように見えるなど矛盾点が確認できたことから、写真の上に紙を貼って隠す対応をとった。

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市の対応と今後の方針

市はパネル製作などのため団体から提出された資料について、一点ずつ撮影場所や出典は確認していなかった。市総務法制課の池田武志課長は「関係者に迷惑をかけた。今後は、展示資料について根拠や出展を確認し、提供団体などと情報を共有しながら、より適切な展示に努める」と語った。

写真をインターネット上で見つけた同会の男性(80歳代)は「展示会が始まるまで時間がなく、地形に違和感を感じながら写真を拝借した。ネットには正しくない情報もあるとわかった」と話した。

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